キッズ防災検定とは?
1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災。
写真提供:神戸市
死者6464名、負傷者43,792名という甚大な被害をもたらし、今なお復興への取り組みが行われています。
しかしながら、小学生の子ども達には、阪神・淡路大震災の記憶がありません。阪神・淡路大震災での、経験と教訓を風化させないためにも、防災教育の取り組みは必要不可欠です。
日々の生活の中で防災に関する知識を高め災害時に的確に周囲の状況を判断し、行動できる力を養う事は、災害時の被害軽減にもつながります。
さらに、台風や大雨などの災害が毎年のように各地で発生し、多くの被害が報告されている今、防災教育の価値・必要性は益々高まっていくと考えられます。
キッズ防災検定を通じて、防災の知識・意欲の向上、そして災害時の被害軽減へとつなげていきます。
全国の小学生を対象とした検定です。
災害大国と呼ばれる日本では、一人ひとりが自然災害の恐怖に対する知識と備えを持つことが重要です。 過去の震災での教訓と経験を色あせないものとし、後世に伝えていくために、「キッズ防災検定」は2009年度より開始致しました。 キッズ防災検定を受検する事で、防災に関する知識を身に付け、災害時には、自助、共助、公助が連携し、被害軽減に繋がる事を目的にキッズ防災検定を実施しています。
- 実施期間
- 11月~2月
- 対象
- 全国の小学校
- 料金
- 無料
- 出題形式
- 択一式
- 問題数
- 低学年→20問
- 中学年、高学年→25問
- 難易度
- 低学年・中学年・高学年でレベル分け
- 合格基準
- 100点満点中60点以上(合格者には認定証を発行)
- 助成先
- ひょうご安全の日推進県民会議
- 後援先
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- 兵庫県教育委員会
- 神戸市教育委員会
- 株式会社 神戸新聞社
- 兵庫県