2020年度/令和2年度の実績
【2020年度】小学校における感染症対策の様子
写真提供:多可町立中町南小学校、丹波篠山市立城東小学校、神河町立寺前小学校
今年度は66校の小学校でキッズ防災検定を実施して頂きました。
2020年7月に発生した集中豪雨では、九州、中部地方をはじめ、全国各地において多くの人命や家屋への被害のほか、ライフラインや地域の産業なども甚大な被害を受けました。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、避難所などでも感染症対策の徹底が求められ、従来の災害対策に加えて、感染症対策についても細心の注意を払うことが求められました。
今年度のキッズ防災検定では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を考慮し、毎年実施しておりました、代表校1校での認定証授与式を中止致しました。検定の実施に際しましては、先生方にもご理解頂き、感染症対策を徹底し、安全を確保したうえで実施して頂きました。
地震や津波、豪雨や竜巻などの自然災害や、感染症拡大のような予測不能の事態というのはいつどこで起こるかわかりません。いざという時に自分や周りの人を守れるよう、自然災害に対しての危機感と、不測の事態への備え、誤った判断をしないための正しい知識を持つことが大切です。今後も多くの子ども達の防災教育にキッズ防災検定が役立つよう努めて参ります。
- 受検校:66校
- 受検者数:約14,000人
- 助成先:ひょうご安全の日推進県民会議、JR西日本あんしん社会財団
- 後援先:兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、株式会社 神戸新聞社